ムンバイ〜ハイデラバード〜グントゥ−ル
<ムンバイ>

出発はムンバイ。'96 年にヒンズー教政党になり、ボンベイから名前が変わりました。この都市はインドでもっとも近代的な印象を与える街と言われています。それは、この街が20世紀に入り激動の時代を迎えたからだと言えます。綿業の隆盛と衰退、そして再び隆盛となった歴史。また反英闘争と独立運動。その間の早魃(かんばつ)と不況、イスラム教徒とヒンドゥー教徒の独立をめぐる闘い、第2次世界大戦と独立、経済不況等々。これらすべてがこの街に影響を与え、それを乗り越えていくことでインドの復興のリーダーとなっていったのです。
こうして大都市化していったムンバイには、多くの人々が集まってくるようになり、インドで最も早く高層ビルが建てられました。そして今も、次々と建設中です。しかしこうした高層ビルに住んだり、働いたりできるのは、外国人ビジネスマンや医師、大学教授といった高額所得者に限られています。一方大都市化するにしたがって生活困窮者も数多く生まれ、そういった人々がスラムを築いていきました。実際、高層ビルのすぐ隣にはスラムが広がっており、繁栄と貧困というムンバイのふたつの顔を目の当たりに見ることができました。


ムンバイのタクシー。すべて中古品らしいですが、なかなか可愛いボディです。

ムンバイ湾に面して建っているインド門。その巨大さにはビックリ。

ガンジー記念館(マニ・バヴァン。マハトマ・ガンジーのムンバイでの住居跡。ガンジーの一生がわかるジオラマが展示されており、興味深い。)

お金(1 ルピーは約2 円。日本の感覚で両替をすると、大量のお札を持つことになる。金銭感覚にも気をつけたい。)

洗濯場(川につくられた、集団洗濯場。シーツなどをコンクリートに叩きつけて洗っている光景は超パワフル。屋根や道路にもズラリと洗濯物が干されている。)
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